キキョウラン
和歌山、四国、九州、琉球列島など広く分布しています。
春から夏にかけて淡い紫色の花を咲かせるユリ科の植物です。
海岸近くの原野で見ることができます。
初夏から秋にかけて、鮮やかな青紫色の実をつけます。
オキナワキョウチクトウ(沖縄夾竹桃)
和名:ミフクラギ(目膨ら木のなまり。樹液が目に入ると腫れたり失明することから)
奄美大島以南の琉球列島に分布しています。海岸付近や河口付近でみられます。
高さ5~10メートルほどの木で、長細い葉っぱが特徴です。
4月~10月ごろに白い花を咲かせ、10センチ弱ほどの丸いツヤのある実をつけます。
緑から赤色~赤紫色~黒紫色に熟し、パッションフルーツやマンゴーに似て南国のフルーツっぽくてとても美味しそうです。
バーベキューの串や箸として使用してしまう事故や、子どもが誤って食べてしまう事故も報告されています。
死に至ることもある強い毒ですが、公園や街路樹などでよく見る身近な植物です。