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ムラマツカノコ(村松鹿子)

一見するとハチのようですが、蛾の仲間です。

羽の黒い模様が、鹿の子模様であることが名前の由来です。

体長3センチほどの昼行性の蛾で、民家の庭や農道脇で花の蜜を吸う姿が見られます。

本種によく似ている北海道から九州に分布する【カノコガ】という種類との大きな違いは、頭部の黄色い筋模様です。

石垣島では4月から11月くらいまで観察できます。

本来の生息分布地は南インドだそうです。

2004年に与那国島で発見されて、その後どんどん日本での分布を広げ、今では沖縄本島や奄美大島でも見られます。

石垣島でも割とよく見られ、定着したと言えそうです。

石垣島では4月から11月くらいまで観察できます。