イシガキトカゲは石垣島、西表島、黒島、小浜島、波照間島などの八重山諸島にのみ分布する固有種です。
低地から山地にかけての草原や森林に生息しています。昼行性で、日中には日向で日光浴する姿がみられます。
5~7本のストライプ模様と鮮やかな青い尾が特徴です。成長するとストライプも青みも少しずつ薄れます。
その鮮やかな色のお陰で見つけやすい種ではありますが、警戒心が強く動きも速いです。
イシガキトカゲは自切をするトカゲです。命の危険を感じると自ら尻尾を切ってしまうので、観察には注意が必要です。
切れてしまっても栄養状態がよければ、また再生されますが、自切を繰り返すことによって徐々に尻尾の鮮やかさも失われるようです。
体長は約15㎝で、日本にいるトカゲの中では最小クラスです。
主に、クモや小型の昆虫などを食べています。