サメ駆除で解体した上顎・下顎から採取したサメの歯の標本が出来ました。
顎の骨格は紛失
歯のみ綺麗に仕上がりました。
乳歯の様なまだ若い歯は柔らかく中身も無くスカスカ。
人の爪みたいな感じで、軽く丁寧に扱わないと欠けてしまいそうです。
まだ加工されていない歯はとても鋭利で仕上げるまでに切り傷が絶えません…
綺麗なエナメル質にコーティングされた歯は、先端は尖がり刃物の様でサイドにはノコギリ状の凹凸が並びます。
サイズも様々で小さな物も、中身が詰まり硬くて鋭くなっています。
大きな物は500円コイン程あり、若い歯と比べるとしっかりと重みもあります。
形は全て同じですが、やや横に長い物や大きな物は少し湾曲したりフリークの様なユニークな物も多い混じり様々です。
これらはイタチザメの歯で、魚種によって形が異なる様です。
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