パパイヤイリチー
イリチーとは、沖縄の方言で油で炒めて出汁で煮る調理法のことを指します。
黄色く熟す前の未熟果を青パパイヤを沖縄では野菜として調理されてるとのことで、パパイヤイリチー(青パパイヤ炒め煮)を初めて作ってみました。
パパイヤにはタンパク質、脂質、炭水化物を分解するパパイン酵素が豊富に含まれています。
タンパク質を分解する酵素を含んでいるため、皮膚に付くとかぶれたりするそうです。肌が敏感な方は調理するときに注意が必要です。
材料は豚肉、パパイヤ、人参、ニラです。
スパムやツナ缶派のご家庭もあるようですが、今回は豚バラスライスを使いました。
パパイヤと人参を千切りにしてニラも食べやすい大きさに切ります。
切った感じはサクサクシャキシャキしています。
油を熱したフライパンで豚肉を焼きます。
色が変わったら、パパイヤと人参を加えて塩コショウを振り炒めます。
かつおダシ汁とみりんと醤油で味付けし、水分が少なくなりパパイヤがしんなりしたらニラを加えます。
全体をさっと炒めて出来上がりです。
パパイヤはクセがなくしっかり味を吸っていて、大根のような感じです。
青パパイヤは他にも、チャンプルーやきんぴら、サラダなどに使えます。クセがないので幅広く料理に使えるようです。