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アシダカグモ

熱帯、亜熱帯、温帯に広く分布していますが、元々日本にはいなかった外来種です。

徘徊性の糸をはらないタイプのクモです。
アシダカグモとよく似た、野外で見られるコアシダカグモなどを含むこれらの徘徊性のクモ類は眼が発達し運動能力の優れた種類が多いです。

ゴキブリなどの害虫を食べてくれる益虫と言われていますが、時にとてつもなく素早い動きをすることがあるので、苦手な方からすると益虫か否か…?!?!

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アシダカグモの雄
胸に黒いハート模様があるのが特徴です。

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写真では分かりにくいですが、足も含めると15㎝にもなる個体もある大型のクモです。大人が手を広げたぐらいの大きさがあります!
オオハシリグモやオオジョロウグモと並び、日本最大級のクモのうちのひとつです。

10回前後の脱皮を繰り返し、成体サイズとなります。

ぬけがら!!!!

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アシダカグモの雌
お腹に抱えているのは、アシダカグモbabyです!

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徘徊性のクモですが、糸を出す能力は持っているようで、卵を糸でグルグル巻きにして(卵嚢)、大事に抱えて移動します。

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アシダカグモbabyは卵嚢の中に数百匹いて、ここから出るときはまさに「クモの子を散らす」…(*_*)

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