オオシママドボタル
石垣島では9月中旬~1月下旬頃まで見ることができます。
冬の石垣島で見られる蛍の代表格です。
冬の澄んだ空気の中に漂う姿はなんとも幻想的です!
石垣島、西表島、黒島などの八重山諸島に分布しています。
蛍といえば水辺のイメージがありますが、オオシママドボタルは陸棲の蛍で、道路脇や草むらなどで見られます。
カタツムリを消化液で溶かしながら食べます。
15㎜ほどの雄です。
雌は雄の倍ぐらいの大きさで、白く翅は退化していて飛べません。落ち葉や土の中で過ごしています。そのため、なかなか見つけられません。
オオシママドボタルの幼虫は、シャクトリムシのような歩き方をします。
幼虫もお尻が発光します。
島では極寒期を除きほぼ通年、ホタルの観察ができます。時期によって見られるホタルの種類は異なります。